世田谷区立産後ケアセンターについて

世田谷区立産後ケアセンターについて

世田谷区立産後ケアセンターについて

外観""

当センターは、2008年3月に日本で初めてできた産後ケアセンターです。産後間もない母親の心身ともに不安定で不安な時期の新しい生活のリズムづくりをお手伝いいたします。2018年4月より世田谷区立産後ケアセンターとなり、公益社団法人日本助産師会が業務委託を受けショートステイ、デイケア、オンライン相談を行っています。助産師が24時間常在し、母子の心身ケアや育児相談、育児技術の伝達、公認心理師・臨床心理士によるカウンセリングなどを実施しています。

その他、より妊娠期から継続的なケアが提供できるよう日本助産師会の自主事業として、妊娠期から参加できるマタニティ講座、授乳育児相談を開催しています。また、妊娠・出産・育児についての電話相談(無料)を行っています。

理念・ビジョン

赤ちゃんとご家族の
新しい生活をサポートするために

  • 私たちは、母親と子どもおよび家族にとって最善のケアを提供します。
  • 私たちは、母親と子どもおよび家族との間に信頼関係を築きつつケアを提供します。
  • 私たちは、母親と子どもおよび家族の知る権利と自己決定する権利を尊重します。
  • 私たちは、実践、教育、研究に従事して、産後ケア事業に関する専門的知識や技術を 発展させる努力をします。

公益財団法人日本助産師会は、
世田谷区からの委託を受けて、
産後のママの身体と心の回復と、
育児への自信を高めるサポートをします。

ケアの基本方針

  • 私たちは、産後の母親の身体が早く回復するようにお手伝いいたします。
  • 私たちは、子育てに必要な技術を母親自身ができるようにお手伝いいたします。
  • 私たちは、母親と家族の気持ちに寄り添いながらお手伝いいたします。
  • 私たちは、自分らしい子育てを考えていけるようにお手伝いいたします。

センター長メッセージ

2008年に日本初となる産後ケアに特化した施設として開設され、現在まで9000組余りの母子が利用しました。

世田谷区は「子どもがいきいきわくわく育つまち」をあるべき姿としています。いきいきわくわくしている子どもの横には、笑顔でいきいきしているお母さんが見守っていることでしょう。しかし、産後間もないお母さんは、お産による疲れ、慣れない育児による不安や緊張、昼夜関係なく続く授乳などによって、こころも身体も疲れきっています。笑顔で赤ちゃんに向き合いたいけど、それが難しい状態のこともあります。私たちは、お母さんが笑顔で育児ができるようサポートすることが使命だと思っています。育児に不安があるとき、疲れたときなど、どうぞ産後ケアセンターにお越しください。

みんなが楽しく、幸せに育児できるような社会になることを願いつつ。

センター長 永森久美子

センター長 永森久美子

スタッフ紹介

スタッフ紹介

助産師、保育士、公認心理師・臨床心理士がチームでケアにあたっています。

産後ケアの内容

施設利用中は母子の体調等にあわせ、下記のサービスを受けることができます。

  • 母体ケア

    母体ケア

    産後および育児による
    心身の回復を促すケア

  • 乳児ケア

    乳児ケア

    発達・発育を促すケア

  • 育児相談・授乳指導・沐浴指導

    育児相談・授乳指導・沐浴指導

施設のご案内

お部屋

お部屋は、個室で和室タイプとベッドタイプがあります。
赤ちゃんと一緒でもゆったり過ごせるようなスペースです。
各部屋に円座と授乳クッションを備え付けており、シャワーとトイレがついています。お部屋のご希望には応じられませんので、ご了承ください。

宿泊部屋
きょうだい利用できるお部屋

世田谷区立産後ケアセンターには、赤ちゃんのきょうだい(未就学児1家族1名まで、1回利用につき3泊4日まで)が一緒に利用できる部屋もあります。

きょうだい利用できるお部屋について
デイルーム

利用できる時間は9時~19時です。
気分転換のために、デイルームで過ごすこともできます。
上のお子様と利用されるときは、けがのないようにご配慮ください。

保育士の手遊びタイムは少人数で開催しております。
希望される方は受け持ちスタッフにお尋ねください。

デイルーム
カウンセリングルーム

毎週火曜日と木曜日に公認心理師・臨床心理士によるカウンセリングを行っています。ご自身のこと、育児のこと、家族のこと、ご夫婦のことなど、どんなことでも話してみませんか?

上のお姉ちゃん、お兄ちゃんとご一緒に利用されている場合は、お部屋でのカウンセリングも可能です。
10:45~17:00(当日予約)
各回50分

カウンセリングルーム
多目的室

各種講座を行っております。
※現在は、新型コロナウイルス感染症予防のため、しばらく利用をお休みしております。

多目的室
食堂

食堂で利用者全員で食事をしていただいています。
新型コロナウイルス感染症予防のため、もうしばらく、ママ同士の楽しいおしゃべりをしながらのお食事はお休みいたします。
お食事は各お部屋に配膳しております。

食堂

きょうだいの利用について

赤ちゃんのきょうだい(未就学児、1家族1名まで)の利用が可能です。
1回の利用につき3泊4日までの利用が可能です。

慣れたおもちゃ、絵本、滑らない室内履き、着替え、洗面道具等をお持ちください。きょうだいの保育サービスはありませんので、お母さんと一緒のお部屋で過ごしていただきます。入所時に健康チェックを受けていただきます。

デイルーム等を利用される場合は、お怪我のないようにお気を付けください。食物アレルギーについては、「お食事について」をご確認ください。

お食事について

“自宅ではなかなかゆっくりご飯を食べることが出来ない”お母さんのために、栄養バランスが整った温かいお食事を提供いたします。野菜中心の家庭料理を楽しんでください。

せたがや食育メニューを時折取り入れています。

また、夜間の授乳でお腹が空くお母さんのために、夕食時にお夜食を一緒に提供しています。

食物アレルギーについては、7品目(卵、そば、小麦、落花生、乳製品、エビ、カニ)の単品除去についてご相談に応じます。お住まいの地域の子ども家庭支援センターに事前に必ず相談してください。

お食事について

利用の際の持ち物・備え付けの用品

持ち物

  • ・健康保険証(母と子)
  • ・母子健康手帳
  • ・スリッパ以外の滑りにくい室内履き
  • ・室内着
  • ・下着
  • ・生理用品
  • ・保湿剤(ベビークリーム・ワセリンなど)
  • ・洗面用品
  • ・化粧品類
  • ・ベビー服(短肌着・長肌着等)
  • ・ガーゼハンカチ

スリング、抱っこひもなどお持ち下されば、使い方も練習できます。

持ち物には記名をお願いします!

備え付けの用品

  • 乳児用
  • ・粉ミルク
  • ・哺乳瓶
  • ・乳首
  • ・紙おむつ
  • ・おしりふき
  • ・ベビーソープ
  • ・授乳クッション
  • お母さん用
  • ・母乳パッド
  • ・お茶、湯のみ
  • ・ボディーソープ
  • ・シャンプー
  • ・コンディショナー
  • ・ドライヤー
  • ・円座
  • ・搾乳器
  • その他
  • ・バスタオル、フェイスタオル、バスマット(各1枚/日)

特別な物が必要な場合は、ご持参ください。
※レンタルの室内着を用意しています(1枚200円)。
※コインランドリー・ボディケアの利用などには、別途、費用がかかりますので現金をご用意ください。
(クレジットカードは使えません。)
※アロマトリートメント・リフレクソロジーの施術は、せたがや子育て利用券が使用できます。
※衛生管理上、加湿器は設置しておりませんのでご了承ください。

交通アクセス

〒154-0015 東京都世田谷区桜新町2-29-6 Google Mapはこちら

駐車場・駐輪場はありませんのでご注意ください。
自転車での来所はご遠慮ください。